八王子で「関節の痛み・腫れ」が続く方へ
症状の原因と治療の選択肢
関節の痛みや腫れが続くと、「このまま良くならないのでは」と不安になることもあると思います。
ですが、ご安心ください。多くの関節の痛みは、適切な診断と治療によって改善が期待できます。
八王子の高月整形外科病院では、関節の痛みや腫れに悩む方々のサポートを行っています。整形外科の診療に加えて、リウマチ科の診療体制もあり、症状の背景にある原因を整理しながら、治療方針を検討します。
関節の痛み・腫れは「原因が一つとは限りません」
関節症状は、例えば以下のように複数の要因で起こります。
- 炎症が関係している(関節の中で炎症が続いている)
- 軟骨のすり減りや関節の変形が関係している
- 腱や靱帯など、関節周囲の組織に負担がかかっている
- ケガや使いすぎが影響している
痛みの出方(動かすと痛い/じっとしていても痛い)や、腫れの有無、症状が出る関節の場所などを丁寧に確認することで、原因を見立てていきます。
リウマチ科での評価が役立つケース
関節の痛みや腫れのなかには、関節リウマチなどの炎症性疾患が関係している場合があります。
高月整形外科病院では診療案内にリウマチ科があり、炎症性の関節症状が疑われるケースでは、早期の評価が大切になります。
特に次のような症状が続く場合は、早めの受診をご検討ください。
- 腫れや痛みが続いている
- 朝にこわばって動かしにくい
- 左右同じ場所の関節がつらい
- 安静にしていても痛むことがある
高月整形外科病院がサポートできること
整形外科・リウマチ科の視点で原因を整理します
高月整形外科病院の整形外科では、関節疾患や炎症性疾患(リウマチ性疾患など)も対象として掲げており、症状に応じて必要な検査・治療へつなげます。

関節症状の基本的な考え方
関節の痛みや腫れは、原因によって治療の選び方が変わります。
八王子の高月整形外科病院では、整形外科に加えてリウマチ科の視点も含め、症状の出方を丁寧に整理しながら原因を見立て、適切な治療につなげていきます。
関節の痛みは大きく2つのタイプに分けて考えます
病院ではまず、関節症状を次の2つの要素に分けて整理します。
- 炎症が主体(炎症性)
- 構造の変化が主体(変性・機械的)
この「どちらが強いか」を確認することが、診断と治療選択の第一歩になります。
炎症が主体(炎症性)の関節症状
特徴
炎症性の関節症状は、関節の内側にある滑膜(かつまく)に炎症が生じることで起こります。炎症が続くと、痛みや腫れが繰り返し起こりやすくなります。
よくみられる症状
- 腫れ
- 熱っぽさ(熱感)
- 朝のこわばり
- 安静時にも痛む(安静時痛)
代表例
関節リウマチなどが代表的です。炎症が強い時期には、夜間や朝に痛みやこわばりが強く現れることがあります。気になる症状が続く場合は、八王子の高月整形外科病院 リウマチ科で早めに評価を受けることが大切です。
構造の変化が主体(変性・機械的)の関節症状
特徴
軟骨のすり減りや関節の形状変化によって、関節を動かす際の負担が増え、痛みが出やすくなります。
よくみられる症状
- 主に動かした時に痛む(運動時痛)ことが多い
- 腫れは比較的軽い傾向
代表例
変形性関節症(膝や指の第一関節など)が代表的です。運動を繰り返すことで痛みが増すことが多く、休息で和らまる傾向があります。
病院では「症状の分類」から原因を見立てます
関節の症状は、炎症性と変性・機械的がはっきり分かれるとは限らず、両方の要素が重なっていることもあります。
そのため高月整形外科病院では、痛みの種類(安静時痛か運動時痛か)、腫れ・熱感の有無、症状が出る関節の場所などを詳しく確認し、「どちらの要素が強いか」を見立てていきます。

関節痛と安静時痛の原因・メカニズム
関節の痛みにはいくつかのタイプがあり、「どんなときに痛むのか」によって考えられる原因が異なります。
八王子の高月整形外科病院では、整形外科・リウマチ科の視点から、関節痛の種類を整理し、原因を見立てたうえで治療につなげています。
ここでは、特に重要な「関節痛(痛み全般)」と「安静時痛(じっとしていても痛い)」について、原因と体の中で起きているメカニズムを解説します。
関節痛(痛み全般)のよくある原因
炎症性疾患
関節リウマチなどに代表される炎症性疾患では、免疫の異常によって関節の内側にある滑膜(かつまく)に炎症が続きます。
この炎症が慢性的に続くことで、関節の腫れや痛みが生じます。
変形性関節症
軟骨のすり減りや関節の形の変化によって、関節を動かした際の負担が増え、痛みが出やすくなります。
動作時に痛みが強くなるのが特徴です。
腱・靱帯の炎症
腱鞘炎や付着部炎など、関節の周囲にある腱や靱帯の炎症が原因で、関節を動かしたときや押したときに痛みが出ることがあります。
外傷や使いすぎ
捻挫や打撲などの外傷、または繰り返しの動作による使いすぎ(オーバーユース)によって、組織が損傷し炎症が起こることで関節痛が生じます。
感染・結晶による急性関節炎
痛風などでは、結晶の沈着や感染をきっかけに、急激で強い炎症が起こります。突然の強い痛みや腫れを伴うことが多く、注意が必要です。
安静時痛(じっとしていても痛い)のよくある原因
炎症が強い関節炎
関節リウマチの活動期など、炎症が活発な状態では、関節を動かしていなくても痛みを感じることがあります。
感染性関節炎
細菌などによる感染が原因の場合、安静時にも強い痛みが続き、発熱や急激な症状の悪化を伴うことがあります。早急な対応が必要なケースです。
強い滑膜炎や骨の病変
滑膜の炎症が強い場合や、骨の病変が関係している場合にも安静時痛がみられることがあり、他の疾患との鑑別が重要になります。
安静時痛が起こるメカニズム
安静時痛は、関節を動かしたときの摩擦や負荷による痛みではありません。
炎症が「常に」神経を刺激している状態で起こりやすいのが特徴です。
夜間から明け方にかけて痛みが強くなる、関節が腫れて熱を持つ、赤くなるといった症状が重なる場合は、炎症性の病態が強く疑われます。
このような症状が続く場合は、八王子の高月整形外科病院 リウマチ科で早めに評価を受けることが大切です。

圧痛と運動時痛の特徴
関節の痛みは「いつ、どんな動作で痛むか」によって、考えられる原因が変わります。
八王子の高月整形外科病院では、整形外科に加えてリウマチ科の視点も踏まえ、痛みの出方を丁寧に整理し、原因の特定と適切な治療につなげています。
ここでは、診察でも重要な手がかりとなる「圧痛(押すと痛い)」と「運動時痛(動かすと痛い)」について解説します。
圧痛(押すと痛い)とは
よくある原因
圧痛は、関節やその周囲を押したときに痛みが出る状態です。原因としては次のようなものがよくみられます。
- 滑膜炎(関節リウマチなど)
- 腱・靱帯の炎症(腱鞘炎、靱帯損傷)
- 外傷後の炎症、関節周囲の滑液包炎
メカニズム
炎症が起こると組織が腫れて敏感になり、触れた圧力が直接「痛みセンサー(侵害受容器)」を刺激して痛みが生じます。
診察で確認するポイント
圧痛が「関節そのもの」にあるのか、あるいは「腱の走行に沿って」出ているのかによって、疑われる部位や疾患が異なります。
高月整形外科病院のリウマチ科では、痛みの場所を丁寧に確認しながら、関節由来か周囲組織由来かを見立てていきます。
運動時痛(動かすと痛い)とは
よくある原因
運動時痛は、関節を動かしたときに痛みが強くなる状態です。原因としては次のようなものが考えられます。
- 変形性関節症(軟骨のすり減り)
- 関節リウマチ(炎症だけでなく構造変化が関与することも)
- 半月板や軟骨損傷、腱障害、関節不安定性
メカニズム
動かしたときに痛みが生じるのは、次のような要素が重なるためです。
- 関節面にかかる荷重が増加する
- 炎症で腫れた滑膜がこすれる
- すり減った軟骨が衝撃を十分に吸収できない
運動時痛は「負担がかかったときに痛みが出る」側面が強いため、痛みが出る動作やタイミングを整理することが、原因を絞る助けになります。

腫れ・熱感・発赤・可動域制限
関節の不調は「痛み」だけでなく、腫れや熱っぽさ、赤み、動かしにくさといったサインとして現れることがあります。これらは、関節の中で炎症が起きている可能性を示す重要な手がかりです。
八王子の高月整形外科病院では、整形外科に加えてリウマチ科の視点から、こうした症状を丁寧に整理し、原因の見立てと治療につなげています。
ここでは、腫れ・熱感・発赤・可動域制限について、特徴と注意点を解説します。
関節腫脹(腫れ)
なぜ腫れるのか
関節が腫れるのは、滑膜(かつまく)の炎症が起きたり、関節の中の液体(関節液)が増えたりして、関節が内側から膨らむためです。炎症が強いほど腫れは目立ちやすくなります。
起こりやすい部位
手指や手首などの小関節に多く見られるのが特徴です。腫れが続く場合は、関節リウマチなど炎症性の病態が関わっていることもあるため、早めの評価が大切です。
熱感(触ると熱い)
どんなときに起こる?
熱感は、炎症が起きた部位で血流が増加し、皮膚表面の温度が上がることで生じます。触ったときに「いつもより熱い」と感じる場合は、炎症が強いサインの一つです。
リウマチ科で重視される理由
熱感は、関節リウマチの活動性(炎症がどれくらい強いか)を評価する際の重要な指標になります。八王子で、腫れに加えて熱感が続く場合は、高月整形外科病院のリウマチ科での相談をご検討ください。
発赤(赤くなる)
赤くなる仕組み
炎症が強くなると血管が拡張し、血流が増えることで皮膚に赤みが現れます。
注意したいポイント
発赤は、急性関節炎や強い炎症のサインとなることがあります。赤みがはっきりしている、急に腫れて強い痛みが出た、といった場合は、早めの受診が安心です。
可動域制限(動かしにくい)
動かしにくくなる理由
可動域制限は、痛みや腫れによって動かせなくなるだけでなく、炎症が続くことで関節の構造が変化したり、周囲の筋力が落ちたりすることでも起こります。
放置すると起こりやすいこと
動かさない期間が長くなると、筋力低下が進み、関節が硬くなりやすくなります。結果として、さらに動かしにくくなることがあるため注意が必要です。
症状が悪化する「悪循環」に注意
関節の症状は、次のような悪循環に陥りやすいといわれています。
- 痛いから動かさない
- 動かさないことで筋力が低下する
- 関節が硬くなる(関節硬化)
- さらに動かしにくくなる
この悪循環が続くと、回復までに時間がかかりやすくなることがあります。
適切な治療とリハビリが重要です
腫れ・熱感・発赤・可動域制限は、関節の炎症や負担の状態を知る大切なサインです。悪循環に入らないためには、原因を見極めたうえで、適切な治療とリハビリを組み合わせることが重要になります。
八王子で関節の腫れや熱っぽさが続く方、赤みや動かしにくさが増している方は、自己判断せず、早めに高月整形外科病院のリウマチ科へご相談ください。

関節リウマチの典型的なサイン
関節リウマチは、早期発見と早期治療が関節の損傷を防ぐうえで非常に重要な病気です。
「ただの疲れかな」「年齢のせいかな」と感じて様子を見ているうちに、症状が長引いてしまうこともあります。
八王子の高月整形外科病院では、整形外科に加えてリウマチ科の視点から、関節の痛みや腫れの原因を整理し、必要な検査・治療につなげています。ここでは、関節リウマチを疑う際に重要な“典型的なサイン”を解説します。
小関節の受累(手指・手首に症状が出やすい)
関節リウマチでは、手指や手首などの小関節に症状が出やすいことが特徴です。
特に、次の部位に痛みや腫れが出ることがあります。
- 指の第2・第3関節付近
- 指の付け根の関節
- 手首の関節(手関節)
小関節に症状が出やすいのは、関節リウマチの特徴的なパターンのひとつです。
左右対称性(左右同じ関節に症状が出る)
関節リウマチの重要な手がかりとして「左右対称性」があります。
左手と右手など、左右の同じ関節に痛みや腫れが現れやすいのが特徴です。
一方の手や膝だけが痛むというより、左右同じ場所に症状が出ている場合は、関節リウマチの可能性を考えるポイントになります。
腫れと朝のこわばり(起床時に動かしにくい)
関節リウマチでは、関節の腫れや痛みに加え、朝起きたときに手がこわばって動かしにくい症状がみられることがあります。
この「朝のこわばり」は30分以上続くこともあり、炎症が関係しているサインとして重視されます。
腫れと朝のこわばりがセットで続く場合、関節リウマチの可能性が高くなるため、早めの評価が安心です。
自己判断せず、早めにリウマチ科へご相談ください
「ただの疲れかな」と自己判断せずに、専門医による早期の評価を受けることが大切です。
特に、次のような症状が組み合わさり、2〜6週間以上続く場合は受診をご検討ください。
- 手指・手首など小関節の痛みや腫れが続く
- 左右同じ関節に症状が出る
- 腫れに加えて朝のこわばりがある

病院での診察と検査の流れ
関節の痛みや腫れは、炎症が原因の場合もあれば、軟骨のすり減りや、腱・靱帯のトラブルなどが関係していることもあります。原因によって治療の選択肢が変わるため、病院では「症状を整理すること」から始め、必要な検査を組み合わせて診断につなげます。
八王子の高月整形外科病院では、整形外科の診療に加えてリウマチ科も掲げ、関節リウマチを含む炎症性疾患の評価にも対応しています。
1)問診:症状の経過を詳しく確認します
最初に、患者さまのお話を伺いながら症状の特徴を整理します。問診では、次のような点が重要な手がかりになります。
- いつから、どの関節が痛むか
- 朝のこわばりがあるか、どれくらい続くか
- 痛む関節の数はどれくらいか
- だるさ・微熱などの全身症状があるか
「朝が特につらい」「安静にしていても痛む」「左右同じ関節が腫れる」などは、リウマチ科での評価が役立つことがあります。
2)診察:腫れと圧痛を確認し、痛みの“場所”を見極めます
次に、関節を実際に触って状態を確認します。ここでは特に、
- 腫れ(腫脹)があるか
- 押したときの痛み(圧痛)があるか
を丁寧にみていきます。
また、腫れや痛みが「関節の中(関節内)」なのか、「腱」なのか、あるいは「むくみ」なのかによって、疑う原因や治療方針が変わります。そのため、診察での見極めがとても重要です。
3)検査:血液検査と画像検査で原因をより確かめます
問診と診察で得られた情報をもとに、必要に応じて検査を行います。
血液検査
- 炎症反応(体の中の炎症の程度を確認)
- リウマチ因子など(関節リウマチが疑われる場合の参考)
画像検査
- レントゲン(骨や関節の変化を確認)
- 超音波(関節内の炎症や腫れを細かく確認)
- 必要に応じてMRI(より詳しい評価が必要な場合)
これらを組み合わせることで、炎症の有無や関節損傷の程度をより正確に把握し、治療方針を検討していきます。
関節リウマチの診断で大切なこと
関節リウマチの診断では、単に「痛い」「腫れている」だけでなく、炎症の程度や関節損傷がどれくらい進んでいるかを評価することが重要です。
そして何より、関節リウマチは早期発見と早期治療が鍵になります。早い段階で適切に治療を始めることで、将来の関節の負担を減らせる可能性が高まります。

薬物療法による治療
関節の痛みや腫れが続く場合、原因に応じて治療法は変わります。特に関節リウマチのように炎症が続く病気では、「痛みをやわらげる」だけでなく、「炎症を抑えて関節を守る」治療が重要になります。
八王子の高月整形外科病院では、整形外科に加えてリウマチ科の視点も踏まえ、患者さまの状態に合わせた薬物療法を検討していきます。
痛みと炎症を抑える治療(対症療法)
痛みや腫れを軽減し、日常生活の負担を減らすことを目的とした治療です。
NSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛薬)
NSAIDsは、痛みや腫れを軽減する目的で使用されるお薬です。関節の炎症に伴う痛みをやわらげ、動作を楽にする助けになります。
ただし、関節リウマチの場合、NSAIDsだけでは病気の進行そのものを止める効果はありません。そのため必要に応じて、後述する「抗リウマチ薬(DMARDs)」と併用して治療を組み立てます。
ステロイド(副腎皮質ステロイド)
ステロイドは炎症を迅速に抑える効果があり、症状が強い時期に短期的に用いられることがあります。内服だけでなく、状態により関節内注射として使用されることもあります。
一方で、長期使用では副作用の管理が重要になります。使用量や期間は、医師の指示のもとで慎重に調整していきます。
関節を守る治療(疾患修飾薬:DMARDs)
関節リウマチの治療では、炎症を抑えるだけでなく、将来の関節破壊の進行を抑えることが大切です。その中心となるのが疾患修飾薬(DMARDs)です。
メトトレキサート(MTX)
メトトレキサート(MTX)は、多くのガイドラインで関節リウマチ治療の第一選択薬として推奨されている代表的なお薬です。炎症を抑えることで、関節の損傷が進むスピードを抑えることが期待されます。
ただし、体質や持病、服用中のお薬、禁忌事項などを踏まえて判断が必要なため、患者さまごとに適応を確認したうえで個別に検討します。
生物学的製剤、JAK阻害薬など
MTXなどで十分な効果が得られない場合や、病状が進行している場合には、生物学的製剤やJAK阻害薬などの治療が選択肢となることがあります。
これらは、特定の炎症性サイトカインやシグナル伝達経路を標的とすることで炎症を強力に抑え、関節破壊の進行を遅らせることを目的とした治療です。

リハビリテーションと手術
関節の痛みや腫れが続く場合、治療は薬だけで完結するとは限りません。原因を見極めたうえで、関節の機能を守り、日常生活を少しでも楽にするために、リハビリテーションや装具療法を組み合わせることが大切です。症状が進行している場合には、手術治療が検討されることもあります。
八王子の高月整形外科病院では、整形外科に加えてリハビリテーション科を併設し、必要に応じてリウマチ科の視点も踏まえながら、機能回復と生活の質の向上を目指したサポートを行っています。
リハビリテーションと機能回復
リハビリテーションは、関節の痛みや腫れの原因を整理したうえで、関節の動きを保ち、筋力や柔軟性を整え、生活の質を高めることを目的に行います。
関節リウマチのように炎症が続きやすい病気では、痛みを抑えるだけでなく「動かせる状態を保つこと」が将来の負担を減らすことにつながります。
リハビリテーションの主な内容
高月整形外科病院のリハビリテーションでは、症状や生活背景に合わせて、以下のような方法を組み合わせて行います。
運動療法
関節が硬くならないように動かしながら、筋力や柔軟性の回復を目指します。負担を調整しながら進めることが重要です。
物理療法
温熱や電気刺激などを活用し、痛みの軽減や血流改善を目的として行われることがあります。
ハンドセラピー
手指や手首など、細かな動きが必要な部位に対して、機能回復や負担軽減を目的に行います。リウマチ科の患者さまでも、手の不調に対して役立つことがあります。
作業療法
日常生活で困りやすい動作(つまむ、握る、持ち上げるなど)を行いやすくするために、動作練習や体の使い方の工夫、環境調整などを行います。
症状の時期に合わせたリハビリの進め方
リハビリは「とにかく動かす」だけではなく、炎症の程度や症状の時期に合わせて内容を調整します。
炎症が強い時期
痛みや腫れが強い時期は、関節への負担を抑えながら、固まらない範囲で関節を動かす運動を中心に行います。無理をすると悪化することもあるため、負荷の調整が大切です。
痛みが落ち着いた時期
痛みが落ち着いてきたら、筋力や柔軟性の回復を目指すプログラムに移行します。関節への負担を減らすためにも、関節を支える筋肉を整えることが重要になります。
手術治療
関節の損傷が進行し、痛みや機能障害が著しい場合には、手術治療が検討されることがあります。
整形外科領域における手術は、関節の機能改善や痛みの軽減を目的として行われ、症状の程度や画像検査の結果、生活への影響などを総合して判断します。
装具療法と日常生活の工夫
関節の負担を減らすために、装具(サポーターなど)を活用することも有効です。
装具療法
指や手首のケアに役立ち、関節への負担を軽減する目的で使用されます。症状や生活スタイルに合わせて適切に選び、正しく使用することが大切です。
作業動作の工夫
日常生活の手の使い方を少し工夫するだけでも、関節への負担を減らし、痛みが出にくくなることがあります。無理のない動作の方法を身につけることも、治療の一部になります。
八王子で関節の痛み・腫れが続く方へ
関節の不調は、原因に合わせて「薬物療法」「リハビリテーション」「装具療法」「必要に応じた手術治療」を組み合わせることで、改善や負担軽減が期待できます。
八王子の高月整形外科病院では、整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科が連携し、患者さま一人ひとりの状態に合わせたサポートを行っています。気になる症状がある方は、早めにご相談ください。